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【告知】おしどり マコ・ケン勉強会「東電会見を追った立場から見た福島第一原発の今」
講演:おしどり マコ・ケン
日時:2018年2月11日(日) 13:00~
参加費:無料
場所:チェンバおおまち3階 多目的ホール
(福島県福島市大町4-15)
※専用の駐車場がありませんので、自動車でいらっしゃる場合は近隣の有料駐車場をご利用下さい。
福島第一原発の廃炉について、一般にマスコミなどでは40年かかると言われ、地元自治体の首長などがコメントを出す際にも、この40年が前提となっている。この福島第一原発の廃炉について、日本経済新聞では次のように解説している。
『廃炉は「廃止措置」とも言う。通常、寿命を迎えた原子炉の運転を停止し、解体、除染などを経て土地を再利用できる状態にする過程を指すが、大事故を起こした福島第1原発は技術的な課題が山積する。完了は30~40年後の見通しだ。[2014年2月3日 日本経済新聞]』。
原発廃炉への課題(1)運転停止後、更地に戻す
それでは、老朽化した一般の原発の廃炉にかかる時間はどうだろうか? 廃炉が決定した中国電力の島根原発1号機について朝日新聞が報じている。
『中国電力は28日、島根原発1号機(松江市)の廃炉作業に着手した。原子力規制委員会が認可した廃炉計画では、廃炉に要する期間は2045年度までの28年間。原子炉本体の撤去は30年度からを予定しており、45年度までに更地にする。[2017年7月28日 朝日新聞]』。
島根原発1号機、廃炉作業始まる 45年度までに更地に
メルトダウンを起こした3基の炉と、メルトダウンを起していない平常の炉の廃炉について報道されている情報を対比して見ると、更地にするまでの期間はほとんど変わらない。情報の受け手としては、福島第一原発と島根原発1号機の廃炉にかかる期間について、報じる側は疑問に思わないのか?という疑念にかられる。
しかし、素朴な疑問に切り込まない、ある種のテンプレートに嵌ったような大手マスコミの報道がある一方、フリージャーナリストたちの丁寧な取材活動がある。そのなかでも、芸人兼業の異色のジャーナリスト「おしどりマコ・ケン」は東電記者会見に出席し続け、丹念に情報を追いかけている。はたして、福島第一原発の廃炉はどの点が進捗し、どの点が膠着しているのか? 原発事故から8年目を迎えるなかで、福島市において確認の場を持つ。
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