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【告知】市民講座 アンドレアス・シングラー氏講演会 ドイツから学ぶ、再生可能エネルギーの未来と課題
【講演プログラム】
1.ドイツの脱原発への道とエネルギーシフトの今
2.チェルノブイリ原発事故がドイツに与えた影響
3.欧州連合の原子力発電の現状
4.ヨーロッパの高校生、若者たちの環境運動
<未来の為の金曜日>は政治を変える
5.原発が子どもに及ぼした癌リスク
講師:アンドレアス・シングラー
日時:2019年10月12日(土) 13:30 ~ 15:30
会場:サンライフ福島 大研修室
( 福島市北矢野目檀ノ腰6-16 )
参加費:500円 ( 高校生以下無料 )
ドイツは、チェルノブイリ原発事故からの流れと東京電力福島第一原発事故の教訓から脱原発に舵を切り、原子力から再生可能エネルギーによる発電へと政策の転換を図りました。翻って日本国内に目を向けると、国の政策とは別に、原発事故の被災県となった福島県は再生可能エネルギーによる需給100%を目指しています。しかし、日本では数年前に電力自由化が成され、大手電力以外から再生可能エネルギーが選択できるようになりましたが、市民が再生可能エネルギーへ対して持つ認識や浸透度については今一歩の感があるようです。
そして、大人はもちろん、その姿を見て育つ子どもたちにはより一層伝わっていないと感じます。今夏、NPO法人アースウォーカーズが主催した、「福島を伝え、再生可能エネルギーを学ぶ 福島・ドイツ高校生交流プロジェクト」に参加した9人の高校生は、最初に再生可能エネルギーへの関心を持つ子がほとんどいなかったということが参加後の報告会で発表されました。大人たちが遠大な構想を描いても、次世代を担う子どもたちには浸透していないことが伺え、気高い理想も絵に描いた餅となっているのが実情のようです。しかし、その報告会では同時に、高校生たちが現地の同年代の若者から受けた刺激や知見も発表され、知る機会を得ることで子どもたちが成長できたことも確認されました
今回の講演会では、再生可能エネルギーの先進国となったドイツの事例について現地のジャーナリストから学ぶ機会とし、エネルギーシフトの先行事例と日本国内での課題について考えます。
【講師プロフィール】
アンドレアス・シングラー(Andreas Sinder)
1961年南ドイツ生まれ。1987年以来フリーランスのジャーナリストとして、スポーツのドーピングや薬物乱用問題などを中心に活動。一方2007年から再びフランクフルト大学で、日本語や日本学を学ぶ。ドイツ人日本学者のジャーナリストとして、日本の原発のこれまでと今後について、また福島の現状や復興の他、再生可能エネルギーについても取材を続けている。 |
《主催・問い合わせ》
認定NPO法人ふくしま30年プロジェクト
お申込みは電話(024-573-5697)か、下記フォームよりお願いします。
チラシはこちら
後援:福島県教育委員会 福島市 福島信用金庫
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